ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 「天罰」と「神の仕業」について

<<   作成日時 : 2011/05/23 12:56   >>

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先だっての統一地方選挙で四選をはたした石原都知事は選挙前
 「津波をうまく利用して我欲をうまく洗い流す必要がある。
  積年たまった日本人の心の垢を。これは、やはり天罰だと思う」
という発言をした。

そして先日、与謝野馨経済財政担当相は福島の原発事故について
 「神様の仕業としか説明できない」
と言い、原発の津波対策についても
 「人間としては最高の知恵を働かせたと思っている」
などと言って東京電力を擁護した。

今日はこれらの発言について取り上げる。

ホーキンス博士とちがい ありぎりす は無神論者ではない。
しかし、「天」や「神」は「罰」など下されたりはしないだろう
と考えている。
私は、悪い行い、間違った判断、歴史に学ばない無反省、
などが原因になって悲惨な結果を招き寄せるのだと思う。
 ・暴飲暴食、不摂生を続けていれば病気になる
 ・他人に酷いことをすれば仕返しされる
 ・機械の整備を怠れば事故を起こす
 ・食品を不衛生に扱えば食中毒を起こす
 など
これらは、「罰」ではなくって、「必然」というものだ。
こんなことを「神」や「天」のせいにされたのでは
「神様」だって迷惑なんじゃないかしら?

【石原都知事の「天罰発言」について】
何か悪さをしていて後ろめたさを抱えている幼児は、
悪いことが起きると、「これは天罰じゃないかしら?」と
考えるものだ。
(つまり、石原都知事のメンタリティは、
 悪さをしている幼児なみということか。)
それでは、石原都知事は何を「後ろめたい」と感じているのだろうか?
その辺のことを憶測を交えながら考えてみる。

石原都知事がこれまでやってきたことというと・・・
 ・マラソン大会の開催
 ・五輪招致活動で失敗
  (招致経費55億円をドブに捨てた)
 ・新銀行東京で大赤字
  (1016億円の累積赤字)
 ・福祉切り捨て
  (1999年から2004年までに福祉予算を661億円削減)
私的な海外旅行に公費を費やしたり、数々の差別発言、
不見識な暴言を吐いてきたことなどを差し引いたとしても、
都民の税金を浪費するばかりでロクなことをやっていない。

そして、こういうお金が何処に消えたかというと、
イベント、興業、広告関係の企業とか、
お金を借り逃げして計画倒産するような
タチの悪い企業(例えばヤ○ザ屋さんの
フロント企業)などに流れていったのだろう。

そりゃあ、「後ろめたさ」も感じるだろうし、
「天罰が下るのではないか?」と恐れもしようよなぁ。

しかし、上記のようなタチの悪い連中の宣伝や、
都民の無関心のおかげで、「天罰」はおろか「民罰」が
下ることさえなく、石原氏は都知事に再選された。

この選挙結果がより悪い事態を引き起こすであろうことは、
当然の結果、「必然」であって、「天罰」などではない。
そして、「割を食う」のは、石原都知事本人ではなくって、
税金を食い物にされる東京都民、ということになるのだろう。

【与謝野馨経済財政担当相】
次に、与謝野馨大臣の発言について考える。

まず、「神様の仕業」云々という発言は、
東電の責任を免責するべきだ、という文脈でなされている。

しかし、はたして東電は
 「人間としては最高の知恵を働かせた」
と言えるだろうか?

地震や津波の対策が必要なのは以前から指摘されてきた、
それどころか、東電の原発専門家チームは2007年の
リポートで福島原発に災害想定を超えた大津波が押し寄せる
可能性を認識していたという。
 「特別リポート:地に落ちた安全神話─
  福島原発危機はなぜ起きたか」
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20331720110330

だから、東電は目先の金を惜しんで、対策を怠ったのであって、
「人間としては最高の知恵を働かせた」わけではない。
したがって、東電の責任が免責されるわけがない。

しかし、
 たとえ「人間としては最高の知恵を働かせた」としても、
 原子力を制御することはできない。
というのは間違っていない。

なぜならば、原発労働者の被曝の問題や放射性廃棄物の最終処分など、
現在の人間の技術では解決不能な問題が沢山あるからだ。

未完成で不完全で危険な技術を用いるべきではないし、
そんなものを国策として推進してきた日本政府、
そして、そんなものを使って事故を起こした東電に
罪が無いわけがない。

それにしてもどうしてこんな人がマスコミなどで「政策通」などと
もてはやされて、経済財政担当大臣をやってるんだろうか?

この人は、前回の選挙で自民党から立候補したが、
選挙区で敗れて比例区で当選、その後自民党を離党し、
平沼赳夫らと「たちあがれ日本」を結党、
(石原慎太郎は「たちあがれ」の発起人の一人で名付け親、
 はからずも「天罰」発言をした石原と「神の仕業」発言の
 与謝野は、同じ穴の狢、同類ということ)
さらに、「たちあがれ日本」も離党して、
菅政権で、経済財政政策担当大臣に就任した。

私たち国民はこんな人物を、選挙で我々の代表として
選んじゃあいないんだがなぁ。

菅総理は今年の年頭挨拶で「不条理を正す政治」を理念として掲げ、
 「国民がおかしいなと思っていることに
  しっかりと取り組んでいく。」
と仰った。

ならば、ぜひこんな不条理な人事を取り消して、
与謝野馨経済財政担当相を罷免していただきたいものだ。


原発事故の賠償を東電がするにしても、国がするにしても、
結局、無知で無関心だった私たち、国民につけが回ってくる。

私たちは、これまでの私たち自身の無知や無関心を反省して、
今だに原発を推進しようとする人達を見過ごしにしないで、
声をあげ、糾弾していかなければいけない。

だから、「天罰」、「神様の仕業」などとトンデモな戯言を
言うばかりでなく、この期におよんでも、
 「依然として原発推進論者だ」
などと言う石原都知事や
 「今後も日本経済にとって、電力供給にとって、原子力発電は大事だ。
 (原発を)推進してきたことは、決して間違いではない」
などと言う与謝野馨大臣などは、

『到底許し難い』と思う ありぎりす であった。

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