ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 読売新聞の悪意

<<   作成日時 : 2011/10/26 10:46   >>

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【読売新聞】
「TPP交渉参加に反対の民主議員一覧」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20111025-OYT1T01057.htm


TPP交渉参加を強引に押し進めようという社説を繰り替えし書く
読売新聞が、TPP交渉参加に反対の民主議員一覧を公表するのは
どういう意図でやっているのかな?

しかも、自民や公明にも反対する議員は沢山いるのに、
民主党の議員だけを公表するのはどうしてなのかな?

私は、そのへんにちょっと、読売新聞の悪意を感じるんですがね。
はたして、考えすぎでしょうかね?

ここで、思想家の内田樹さんがブログで面白いことを書いているのでご紹介。

 「内田樹の研究室」
 「グローバリストを信じるな」
 http://blog.tatsuru.com/2011/10/25_1624.php
vvvvv 一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
  ・
  ・
いったいアメリカは自由貿易によって日本に何を輸出して、どういうメリットを得るつもりなのか?
この中心的な論点について、メディアは実はほとんど言及していない。
「TPPに参加しないと、『世界の孤児』になる」とか「バスに乗り遅れるな」というような、「自己利益(というよりは「自己利益の喪失)」にフォーカスした言葉が飛び交うだけで、「なぜアメリカがこれほど強硬に日本のTPP参加を要求するのか?」という、アメリカの行動の内在的なロジックを冷静に解析した記事をメディアで見る機会はほとんどない。
まさか、アメリカが自国の国益はさておき日本の国益を守るために完全な市場開放を日本に求めているのだと思っている国民はいないと思うが、メディアの社説を徴する限り、論説委員たちはその数少ない例外らしい。
TPP参加は日本の国益のためだ、と推進派の人々は言う。
だが、それではアメリカが日本に市場開放を求め理由を説明したことにはならない。
アメリカが他国に市場開放を求めるのは、自国の国益がそれによって増大するという見通しが立つからである。
そして、貿易において、一国が輸出によって大きな貿易黒字を得る場合、その相手国は輸入超過となって貿易赤字が増えることになっている。
ふつうはそうである。
貿易では(グローバリストの好きな)Win-Win はない。
片一方が黒字なら、片一方は赤字になる。
アメリカは自国の貿易収支が黒字になることをめざして他国に市場開放を求めている。
  ・
  ・
アメリカの農産物が自由貿易で入ってくれば、日本の農業は壊滅する。
「生産性を上げる努力をしてこなかったんだから、当然の報いだ」とうそぶくエコノミストは、もし気象変動でカリフォルニア米が凶作になって、金を出しても食料が輸入できないという状況になったときにはどうするつもりなのであろう。同じロジックで「そういうリスクをヘッジする努力をしてこなかったのだから、当然の報いだ」と言うつもりであろうか。
きっと、そう言うだろう。そう言わなければ、話の筋目が通らない。
でも、こういうことを言う人間はだいたい日本が食料危機になったときには、さっさとカナダとかオーストラリアとかに逃げ出して、ピザやパスタなんかたっぷり食ってるのである。
TPPについて私が申し上げたいことはわりと簡単である。
「生産性の低い産業セクターは淘汰されて当然」とか「選択と集中」とか「国際競争力のある分野が牽引し」とか「結果的に雇用が創出され」とか「内向きだからダメなんだ」とか言っている人間は信用しない方がいい、ということである。
そういうことを言うやつらが、日本経済が崩壊するときにはまっさきに逃げ出すからである。
彼らは自分のことを「国際競争に勝ち抜ける」「生産性の高い人間」だと思っているので、「いいから、オレに金と権力と情報を集めろ。オレが勝ち残って、お前らの雇用を何とかしてやるから」と言っているわけである。
だが用心した方がいい。こういう手合いは成功しても、手にした財貨を誰にも分配しないし、失敗したら、後始末を全部「日本列島から出られない人々」に押しつけて、さっさと外国に逃げ出すに決まっているからである
「だから『内向きはダメだ』って前から言ってただろ。オレなんかワイキキとバリに別荘あるし、ハノイとジャカルタに工場もってっから、こういうときに強いわけよ。バカだよ、お前ら。日本列島なんかにしがみつきやがってよ」。
そういうことをいずれ言いそうなやつ(見ればわかると思うけどね)は信用しない方が良いです。
私からの心を込めたご提言である。

おまけ:「笠原和夫による『ある対話』」
(これはおまけです。内容は本文とはまったく関係がありません)
「岸和田のだんじり大将」に私のオリジナルのヴァーチャル関西弁を地場のイントネーションに「校正」していただきました。
では、正調「岸和田弁」でどぞ。

(松方弘樹の声で)
おー、何ちょけたこというとんじゃ、こら。

ここまで66年間戦争の方で面倒みたったんは誰おもとんじゃ。
そやろが。その間にそっちは戦争もせんと、ぬくぬく商いしてたんとちゃうんか?
うっとこの若い衆、その間にぎょうさん死んどるど。

こっちがどんぱちしてる間に、そっちはうっとこの若いもんの血いでたっぷり金儲けしたんちゃうんか?おー。
その分くらい吐き出さんと、世間にかっこつかんやろ。ちゃうけ?

わしら、そうゆうてるわけやろが。
この言い分、そんなに筋違いか。てこっちは訊いとるわけや。


(遠藤辰雄の声で)

まあまあ、そちらのご事情も、わしら、わからんわけではないですよ。

たしかに、本家には、えらいご苦労かけました。
わしら、そのご恩、忘れしまへん。忘れるはず、ありまへんわ。

せやけど、言わせてもろてええですか。

こっちもこれまで、それなりのご恩返しはさせてもろてるんとちゃいますのん。

わしら、世間からは「属国」言われてんですわ。
ほんま、かっこつきまへんねん。

主権国家として、こらごっつ恥ずかしいですわ。

でも、戦争に負けたんやし、これはしゃあない。
そう思て、ぐうっと我慢して、「同盟機軸」いわせてもうてきたんとちゃいますのん。

わしら、66年間、本家にいっぺんでもさかろうたこと、ありまっか?

いっぺんもないでっしゃろ?

そら、60年安保とか、68年羽田とか、若いもんが跳ねたことはおましたけど、若いもん弾けたんはそっちもご一緒でっしゃろ。

基地も、地元の皆さんに、わしらほんま合わせる顔ありまへんねん。
「辛抱やで」しか言えんのですわ。
ほんま、恥ずかしいことですわ。

属国やからゆうて、なんもそこまでコケにせんでもと思いますわ。

もう、ええんちゃいますのん。このへんで。

本家が手元不如意や言うて、うちのシマもシノギも全部寄越せゆうのは、ちょっと無理筋ちゃいまっか。

それでは、渡世の仁義が通らへんのとちゃいまっか(と、ちょっと怖い顔になる)
^^^^^ 引用ここまで ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

>まさか、アメリカが自国の国益はさておき日本の国益を守るために完全な
>市場開放を日本に求めているのだと思っている国民はいないと思うが、
>メディアの社説を徴する限り、論説委員たちはその数少ない例外らしい。

やはり読売新聞は、(読売新聞に限った話ではないが)
国売新聞なのだ、という確信が強まった ありぎりす であった。


関連する過去のブログ:

 「やはり看過できない 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201109/article_3.html

 「もう購読止めませんか? 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201108/article_3.html

 「「原子力エネルギーの平和利用」 という虚言 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201108/article_2.html

 「TPP妄想あそび 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201103/article_2.html

 「経済ヒットマンの告白 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201102/article_5.html

 「ホラー映画? 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201102/article_4.html

 「TPPに関するつぶやき 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201102/article_1.html

 「あまりにも非道すぎる 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201101/article_3.html

 「TPP参加に反対します 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201101/article_2.html

 「グローバリズムについて考えてみる 」
 http://arigirisu.at.webry.info/201011/article_1.html

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