ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 今日は憲法記念日

<<   作成日時 : 2013/05/03 12:24   >>

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私は法律とか憲法とかは、まるっきりの門外漢なんですが、
今日は憲法記念日なので、素人なりに憲法について考えてみます。

さて、最近、自民党、維新の会、みんなの党などは、
現行の日本国憲法を改正しないといけない、と騒いでいます。

本当に憲法を変える必要があるのでしょうか?

何事についても、何か行動を起こす際には、
「目的」が大事です。

それでは、憲法を変える目的って何でしょう?
何のために憲法を変える必要があるのでしょう?

「米国に押し付けられた憲法は変えねばならない」
時折、こういうことを言う人がいますが・・・
しかしこれでは、「憲法を変える」こと自体が「目的」になっています。
残念ながら、これでは、憲法を変える理由になりません。
「誰が作ったか」ではなく、現行の憲法のどの部分が、
問題解決の障害となっていて、どのように変えないといけないのか、
それを具体的に示す必要があると思います。

憲法96条
最近、安倍首相、石破自民党幹事長、橋下大阪市長(維新の会代表)らは、
憲法96条を変えるべきだ、と主張しています。
憲法96条
 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、
 国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければ
 ならない。 云々


彼らは、「総議員の三分の二以上の賛成」を
「二分の一以上の賛成」に変えようと言うのです。

ちょっと待ってください。
それって、ちょっと変じゃないですか?

これでは、合格点が70点以上だと、
なかなか合格できないので、
合格点を50点以上に引き下げましょう、
と言っているようなものです。
ちょっと考えてみて下さい。
例えばお医者さんの試験でこんなことしたら、
薮医者を大量生産することになりますよね。

「総議員の三分の二以上の賛成」は難しいから、
「二分の一以上の賛成」に変えるというのは、
やはり、「憲法を変えること」自体が「目的」に
なってしまっているのです。

なんだか、これではまるで、
 「何が何でも憲法変えたいんだぁ〜!!」
と駄々っ子がインチキやろうとしてるみたいです。

そして、過半数の賛成でよい、というのなら、
普通の法律と大差なくなっちゃうんじゃないでしょうか?

政権が変わる度にコロコロ改変されるようでは、
憲法が憲法でなくなってしまいます。

ですから憲法96条を変えるということは、
憲法を憲法ではなくしてしまう、ということです。


どうやら、彼らの目的は、憲法を憲法じゃなくそう、
つまり、日本の憲法を破壊しようとしているようです。


ところで、そもそも憲法って何のためにあるのでしょうか?

マイペディア(Wikiに非ず)から一部引用します。
【立憲主義】
 広義には政治権力を法(憲法)によって規制しよう
 という政治原則。

つまり、「憲法」というのは、政治権力が暴走しないための
歯止め、首輪
として機能するためにあるのです。

しかし、現在、安倍自民党、維新の会、みんなの党ら
政治権力が、その首輪を食いちぎろうとしている。

そういうことです。

憲法9条

それでは、首輪を食いちぎった後で、
彼らは何をしようとしているのでしょうか?

先日、自民党の石破茂幹事長はテレビでこんなことを言ったそうです。
 【47News】
 『石破氏、96条改正は9条視野 テレビ番組で認識表明』
vvvvv 以下一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
 自民党の石破茂幹事長は13日の読売テレビ番組で、憲法改正の発議要件を緩和する96条改正は、将来的な9条改正を視野に入れた対応だとの認識を表明した。96条改正が国民投票にかけられた場合に「国民は(9条改正を)念頭に置いて投票していただきたい。国の在り方が変わるという認識を持って(投票すべきだ)」と述べた。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

憲法9条というのは、ご存知のように、
戦争の放棄、戦力の放棄を謳ったものです。

「そうだよ、9条を改正して、国防軍を持たないと、
 中国や北朝鮮に侵略されちゃうじゃないか」
こんな風に思う人もいるかも知れません。

しかしね、考えてもごらんなさいな。
現行の憲法下でも、我が国には自衛隊があります。
自衛隊の予算、日本の軍事予算は、年間約5兆円で、
世界第六位です。

どこまで軍事費を増大させたらいいのでしょうか?
キリがありませんよ。

「現実に自衛隊は軍隊なんだから、
 憲法を現実に合わせるべきだ」
こんな風に思う人もいるかも知れません。

しかしね、出来ることなら軍隊って、
無いほうがいいものですよね?

本来あるべき姿、「理想」が実現困難だからといって、
「理想」を捨てるべきではないと、私は思うのですよ。

「理想」というのは実現すべき目標のことであって、
実現不可能な絵空事ということではないのです。
「現実的」というのは、「理想」に向かって、
今現在できることをする、ということであって、
悲惨な現実を受け入れて諦めてしまうことではないのです。

不毛な軍拡競争を続けても、安全は得られませんし、
国民も幸福にはなれません。
それよりも、近隣諸国と友好を深め、緊張を緩和し、
軍事費を削減して、福祉を充実させたほうが、
よほどいいのです。

ここで、以前のブログ『戦争の作り方 』で紹介したゲーリングの言葉を
もう一度思い出して下さい。
 「人々を政治指導者の望むようにするのは簡単です。
  国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、
  平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。
  そして国を更なる危険に曝す。
  このやり方はどんな国でも有効ですよ。」


米国の軍事費は年間約56兆円でダントツの世界一です。
しかし、はたしてそれで米国は安全になったでしょうか?
そして、米国の憲法は国民が武装する(銃を持つ)権利を保証しています。
しかし・・・・
 【ロイター】
 『米国で5歳男児がライフルを誤射、2歳の妹が死亡』

武器は私たちに安全も幸福ももたらしません。 (;_;)


その他

国民の権利及び義務に関して、
自民党の憲法草案では、現行憲法で「公共の福祉に反しない限り」
となっている部分を「公益及び公の秩序に反しない限り」と変えています。

一見、大差ないようにも感じてしまいますが、大違い。
「公共の福祉に反しない」は、他の国民の権利を侵さない、ということですが、
「公益及び公の秩序に反しない」というのは、政治権力に逆らわない、
ということです。


ここでも、政治権力が、その首輪を食いちぎろうとしている。のです。

つまり、彼らは、私たち日本国民から主権を奪い取ろうとしているのです。

「そんなバカなことあるわけない」と思いますか?
自民党は天皇陛下を国家元首にするよう憲法に明記することを提案してます。
「大阪維新の会」も、昨年、維新八策案に同様のことを書きました。
(後で削ったみたいだけど)
そして、「大阪維新の会」と連携した「東京維新の会」は昨年、
都議会で、「国民主権は傲慢、天皇主権に」という主張をしています。

怖くありませんか?

現行の日本国憲法十二条では、
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
 国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。

と書かれています。

小学校レベルの漢字もろくに書けないバカボン首相が、
 「憲法を国民の手に取り戻すために96条を変えていくことが必要だ」
なんて言ってますが、騙されてはいけません。

「不断の努力」を怠っていると、私たちの自由も権利も、
奪われてしまいますよ。


そんな警告を発する ありぎりす でありました。

参考:
 【上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場】
 『憲法研究者の神戸からのアピール
  「日本国憲法の基本原理の否定をもたらす96条『改正』に反対する」の紹介』


 【浦部法穂の憲法時評】
 『96条の改正 』

 【News for the People in Japan】
 『改憲問題につき、ジャーナリスト、法律家、
  この小文をお読みくださる市民の皆様へ
  弁護士 梓澤和幸』


 【ダイヤモンド・オンライン】
 『軍法会議復活めざす
  自民党憲法改正草案の時代遅れ
  ――軍事ジャーナリスト 田岡俊次 』


 【龍谷大学客員教授 宮武嶺さんのブログ】
 『憲法記念日 わたしの愛する日本国憲法条文ランキング』

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