ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS バブルを知らない子供たちへ

<<   作成日時 : 2014/01/24 18:09   >>

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先日成人の日のニュースなどで、
新成人へのインタビューが流れていました。

その中で、
 「アベノミクス効果など景気の先行きが明るいので・・・」
などと語る若者たちがいました。

ありぎりす は、
 『あぁ、バブルを知らないんだなぁ。
  20歳じゃあ無理もないけどなぁ。』
そんな感想を抱きました。

それでは、いわゆる「バブル」って何だったんでしょうか?
ざっくりと振り返ってみましょう。

’80年代当時、土地の値段、地価が高騰しました。
その様子は、「狂乱地価」と呼ばれるほどに凄まじかった。
団塊世代(大戦後、ベビーブームで大量に生まれた世代)が
ちょうどマイホームを買い求める年齢だったことと、
さらに投機目的で不動産を買い漁るものなどもいて、
地価の高騰は歯止めの効かない暴走状態だったと思います。
そして、不動産を所有する企業や個人に対して、銀行は際限なく
お金を貸付ていました。
不動産を担保に銀行から借金をした企業は、設備投資をして、
生産を増やしました。
まるで熱病に取り付かれたように、浮かれた社会では、消費も拡大。
株価も高騰して、日経平均は40000円を越えていました。
荒稼ぎした不動産会社や証券会社などの鼻息はたいそう荒かったものです。

しかし、こんなことが長続きするはずがありません。

不動産の値上がりは頭打ちとなり、下落に転じます。
消費は冷え込み、せっかく設備投資した製造ラインは止まり、
業績が悪化した企業には、借金が重くのしかかります。
それまで、強引に貸付を勧めてきた銀行は、手の平を返すように、
貸し渋り、貸し剥がしに転じました。
北海道拓殖銀行、日本長期信用銀行が破綻。
山一証券も経営破綻しました
バブル崩壊です。

’80年代後半の「バブル経済」、結局崩壊してしまいましたが、
それでも、一応不動産価格の高騰とゆう裏付けがありました。
しかし、今回の「アベノミクス」は・・・・何にもありません。 (´∩`。)

1.第一の矢:大胆な金融政策
 日銀が国債を購入して、金融市場に資金を大量に流通させる。
  市場として飽和している日本で無闇に設備投資をしても無駄。
  使い道のないお金がいくらあっても意味がない。
  投機(虚業、博打)の資金に利用されるだけです。

2.第二の矢:機動的な財政政策
 赤字国債を発行して、公共事業をバラ撒く。
  一時ゼネコンなどは潤うかも知れないが、国の財政は悪化。
  そのつけは、若い世代に重くのしかかることになる。

3.第三の矢:民間投資を喚起する成長戦略
 規制緩和、法人税減税。
  「成長戦略」とか「規制緩和」、「解雇特区」「女性の活用」「日雇い派遣見直し」
  「消費税増税、法人税減税」などは、低賃金労働者を大量に提供して、
  ブラック企業の目先の利益を最大化する内容。
  賃金低下、消費減退、労働力過多の実質デフレ促進政策です。

「アベノミクス」って何か目新しいことでもやってるようですが、
何のことはない、自民、民主が昔からずっとやってきた、
「トリクルダウン政策」そのものです。
つまり、企業が儲かれば下々のものにも、そのおこぼれが滴り落ちる、
とゆうもの。
ですが、実際にはそんなことは起こりませんでした。
 【時事ドットコム】
 『【図解・経済産業】平均給与の推移』

企業の利益を最大化しても、その利益は、市場として成長が見込めない
日本国内に還流することはなく、海外へと流れていくのです。
 【北海道新聞:1月13日】
 『サントリー、米酒造大手を買収 1兆6千億円、蒸留酒世界3位に』

現在NHKや新聞などが、「高級品の販売が好調」とか「企業業績が良い」
などと報じているのは、消費税増税前の駆け込み需要の影響でしょう。

最近、ありぎりす の自宅近辺でも、新築工事をいくつか見かけます。
普通なら、北海道では真冬に家なんて建てませんよ。
これも、4月の消費税増税前に引き渡しを済ませたいからでしょう。

消費税増税後の落ち込みは、悲惨なことになるに違いありません。

一時、16000円を上回った日経平均も下落に転じ始めたようです。
 【朝日新聞:1月24日】
 『日経平均、304円安で終える 1カ月ぶりの安値水準』

繰り返しになりますが、
 消費税増税→法人税減税、で膨れ上がった企業収益は、
 市場として成長が見込めない日本国内でなく、海外に投資される。
 「トリクルダウン」は大嘘のペテンです。


「アベノミクス」は、「バブル」どころか「ファンタジィ」、幻想ですよ。
まさしく「アホノミクス」と呼ぶのがふさわしい。

胸に希望を抱く若者たちに、水を差すのは心苦しいのですが、
「アホノミクス」なんてペテンに騙されてはいけませんよ。

「バブルを知らない子供たち」に、かつて「戦争を知らない子供たち」だった
ありぎりす は、そんな忠告をするのであった。

おまけ:
「戦争を知らない子供たち」は、1970年発表の反戦歌。
作詞は北山修
作曲は杉田二郎
唄 ジローズ

戦争が終わって 僕等は生れた
戦争を知らずに 僕等は育った
おとなになって 歩き始める
平和の歌を くちずさみながら
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

若すぎるからと 許されないなら
髪の毛が長いと 許されないなら
今の私に 残っているのは
涙をこらえて 歌うことだけさ
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

青空が好きで 花びらが好きで
いつでも笑顔の すてきな人なら
誰でも一緒に 歩いてゆこうよ
きれいな夕日が 輝く小道を
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ
戦争を知らない 子供たちさ

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