ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 嘘では誇りを守れません

<<   作成日時 : 2014/07/26 08:58   >>

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今回取り上げるのはこちらのニュース。

 【時事ドットコム:2014/07/24】
 『ヘイトスピーチ処罰を=慰安婦問題、国家責任認めよ−国連対日勧告』

vvvvv 以下 一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
 【ジュネーブ時事】拷問禁止、表現の自由などに関する国連人権規約委員会は24日、日本政府に対し、ヘイトスピーチ(憎悪表現)など、人種や国籍差別を助長する街宣活動を禁じ、犯罪者を処罰するよう勧告した。また、旧日本軍の従軍慰安婦問題についても、「国家責任」を認めるよう明記した。
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この国連人権規約委員会の勧告に対して、
日本政府の反応がこちら。
 【NHK:2014/07/25】
 『官房長官 国連勧告残念 強制示す記述なし』

vvvvv 以下 一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
菅官房長官は午後の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、国連の委員会が、国家としての責任を認めて公式に謝罪するよう勧告したことについて「非常に残念だ」としたうえで、発見した資料には、旧日本軍や官憲による強制連行を直接示すような記述は見当たらなかったという認識を改めて示しました。
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国連人権規約委員会の勧告は、なにも従軍慰安婦問題に
限った話ではないのですが、菅官房長官は、従軍慰安婦問題
についてのみ反応しているように見えます。

しかも、菅官房長官の言っていることは、大嘘です。


菅官房長官の発言:
 「河野談話の作成過程などを検討した客観的な報告書の中でも
  『強制性はなかった』と明快になっている。
  また、第1次安倍政権のときに閣議決定した答弁書で、
  『河野談話は従来と同じように継承する』と言っており、
  『強制性はなかった』ということも述べている」

(菅官房長官は、『強制性はなかった』と言っているのに
 それを、「強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」と
 そつなく意訳するとは、さすがNHK(政府公報)ですね。)

まず、件の「報告書」に『強制性はなかった』とゆう記述はありません。
vvvvv 以下 一部引用 強調byありぎりす vvvvvvvvvvvvvv
日本側は(2)にあるように、関係省庁における関連文書の調査、米国国立公文書館等での文献調査、さらには軍関係者や慰安所経営者等各方面への聞き取り調査や挺対協の証言集の分析等の一連の調査を通じて得られた、いわゆる「強制連行」は確認できないという認識に立ち、・・・
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いわゆる「強制連行」は確認できないという日本側の認識
述べているだけです。

それに、そもそもこの「報告書」は、『河野談話』発表前後の
日韓両政府の交渉の経緯についてのものであって、
従軍慰安婦の実態について事実関係を調査したものではありません。
そのことは、「報告書」の冒頭に明記されています。
vvvvv 以下 一部引用 強調byありぎりす vvvvvvvvvvvvvv
 (3)以上を背景に、慰安婦問題に関して、河野談話作成過程における韓国とのやりとりを中心に、その後の後続措置であるアジア女性基金までの一連の過程について、実態の把握を行うこととした。したがって、検討チームにおいては、慰安婦問題の歴史的事実そのものを把握するための調査・検討は行っていない。
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 「強制連行」は確認できない
     ↓
 「強制連行」はなかった
     ↓
 『強制性はなかった』


こうゆう言い換えは、卑劣です。

それ以前に、そもそも、
 「強制連行」は確認できない
これが既に大嘘です。

 【赤旗:2013年10月26日】
 『政府資料の強制性否定
  「慰安婦」問題 安倍内閣が強弁
  赤嶺議員に答弁書』

vvvvv 以下 一部引用 強調byありぎりす vvvvvvvvvvvvvv
 安倍内閣は6月18日、政府が発見した資料の中に「バタビア軍法会議記録」が含まれていることを初めて認めました(赤嶺氏の質問主意書への答弁書)。

 同記録は、日本軍がインドネシアで抑留所に収容中のオランダ人女性らを「慰安所に連行し、宿泊させ、脅すなどして売春を強要するなどした」と明記しています。

 6月18日の答弁書は一方で、同記録に関しても強制性を否定。赤嶺氏は「国民の常識では理解できない」として、記録にある日本軍人らによる強制連行は安倍内閣の言う「いわゆる強制連行」に当たらないという認識かと再度質問主意書を提出しました。しかし、政府は再度、強制性はないとする答弁書を出しました。
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さらに新しい資料も発見されています。
 【47News:2013/11/21】
 『「慰安婦強制」で新資料 6点、河野談話に含まれず』

vvvvv 以下 引用 強調byありぎりす vvvvvvvvvvvvvvvvv
 旧日本軍の従軍慰安婦として海外の民間女性を強制連行したとの記述がある法務省の資料6点が国立公文書館(東京)に保管されていたことが21日、分かった。関東学院大の林博史教授(日本近現代史)が発見した。軍の関与と強制性を認めた河野官房長官談話(1993年)の基となった政府調査資料には含まれていない。

 林教授は「当時の政府調査は不十分だったと言わざるを得ない」と話している。

 資料6点は、戦後に当時の中国国民政府とオランダ政府が実施した計6件のBC級戦犯法廷の起訴状や判決文などの裁判資料。
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>「当時の政府調査は不十分だったと言わざるを得ない」
それもそのはず・・・・
 【朝日新聞・名古屋本社:9月13日】
 『慰安婦問題の拡大阻止 92〜93年、東南アで調査せず 外交文書、政府見解と矛盾』

vvvvv 以下 一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvv
「河野談話」が出る直前の93年7月30日付の極秘公電によると、
武藤嘉文外相(当時)は日本政府が韓国で実施した被害者からの
聞き取り調査に関連し、フィリピン、インドネシア、マレーシアにある
日本大使館に「関心を徒(いたずら)に煽(あお)る結果となることを
回避するとの観点からもできるだけ避けたい」として、3カ国では実施
しない方針を伝えていた。

 日本政府は当時、内閣外政審議室長が「(調査)対象を朝鮮半島に
限っていない」と答弁するなど、韓国以外でも真相究明を進める姿勢を
示していたが、水面下では問題の波及を防ごうとしていたことになる。
     ・
     ・
 当時の宮沢内閣で慰安婦問題を仕切った政府高官は「韓国
以外には広げたくなかった。
問題をほじくり返し、他国との関係を不安定にしたくなかった」と語る。
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つまり、「韓国以外でも調査を進める」と言っていた当時の日本政府、
宮沢内閣も「嘘」を言っていた、とゆうことです。

東南アジアでは「スマラン事件」に限らず、日本軍による強制連行が
横行していたのです。

しかし、宮沢内閣当時の日本政府は、経済的な優位をもって、
東南アジア各国の声を封じ込めたのです。

慰安婦問題は、日韓二国間問題ではありません。
ましてや、人さらいのような「強制連行」が
あったかどうかでもありません。
(実際は人さらいのような「強制連行」もあったんですけどね)
 女性に対する重大な人権侵害を
 戦時中の日本の政府、軍が主導して
 組織的に行った

とゆうことが問題なのです。

国連人権規約委員会が問題にしているのもこのことであり、
「強制連行」の有無ではありません。
そして、非難されているのは、慰安婦問題を、日韓二国間問題や
「強制連行」の有無などに、問題を矮小化し、国家としての責任を
認めようとしない現在の日本政府(安倍政権)の卑劣さなのです。

それにしても、こうした日本政府の卑劣な大嘘を、
無批判に垂れ流すNHKにも腹が立ちます。

前回のブログで取り上げた「幸福の科学」など宗教右翼などは、
「日本の誇りを守る」などと言いながらこうゆう大嘘をまき散らしているのです。

でもね・・・・
 嘘では誇りを守れません
当たり前のことです。

卑劣で恥知らずな嘘つきたちこそが、
日本の誇りを地に堕しているのです。

関連する過去のブログ:
 『おさらい、「従軍慰安婦」問題 』
 『日本の誇りを傷つけているのは誰なのか? 追記あり』
 『狂信的な歴史修正主義者 追記あり』
 『ググってみたら・・・ 』
 『おめぇの肩の上に乗っかっているのはイボか? 』


おまけ:
 【外務省】
 『慰安婦関係調査結果発表に関する
  河野内閣官房長官談話』

平成5年8月4日

 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。
^^^^^ 河野内閣官房長官談話 ここまで ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。

「強制連行」とゆう言葉こそさけているものの、
「本人たちの意思に反して集められた」
とゆうのは、「強制連行」と同じ意味でしょ。

口先で「河野談話を継承する」と言いながら、
どの口で『強制性はなかった』なんて言うのでしょうね?
呆れ果てます。
さらに・・・、
>われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。

この約束も守ってないよね。
嘘つきじゃん。 (-_-メ

その結果、宗教右翼のまき散らす悪質な嘘が
日本国内に蔓延って、海外の認識とのギャップが
大きくなった挙句が、今回の国連人権規約委員会勧告と
ゆうことです。

このまま嘘つき達(安倍政権、宗教右翼、産経など)を
野放しにしていたら、日本は国際的に孤立して、
そのうちまた、国連脱退→無謀な戦争、
なんてことになるかもしれない。

今回の国連人権規約委員会勧告に耳を塞ぐ
菅官房長官の態度に、そんな危うさを感じます。

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