ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 「鹿を指して馬となす」

<<   作成日時 : 2014/07/02 07:32   >>

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「鹿を指して馬となす」
この故事については後述するとして・・・

とうとう安倍政権は、閣議決定で
集団的自衛権の行使を容認してしまいましたね。

テレビの街頭インタビューなどを観ると、
 「戦争に巻き込まれそうで怖い」
とか
 「外国に守ってもらうばかりじゃダメだから必要」
とか
人々は話している・・・


しかし、私は問題の本質は、そこではないのだろうと思うのです。

日本国憲法
 第二章 戦争の放棄
  第九条 (2)
   前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は
   これを保持しない。
   国の交戦権は、これを認めない。


第二次大戦後、東西冷戦の最中、朝鮮戦争が始まって、
米国は日本を共産圏に対する防波堤にすべく、日本に再軍備を
求め、自衛隊の前身の警察予備隊が組織されました。

その際の理屈が、
 戦争は放棄するが、(個別)自衛権まで放棄するものではない
 自衛隊はあくまで自衛の為の組織であって、戦力には当たらない。
とゆうものでした。

私は世界中の誰も、「自衛隊は戦力(軍隊)じゃない」なんて考えてないと
思いますけどね。  ┐ (´ー`)┌
(ちなみに13年度の防衛省予算は、4兆7538億円、世界でも5位か6位です。)

ここまでの話、ちょっと堅苦しくって難しいですかね。

それではもっと噛み砕いて簡単に表現しちゃうと、
 「他人を殴っちゃダメ、武器も持っちゃダメ」
とゆうルールを、ルールそのものを変えないままに、これまでは
 「殴りかかってくる奴を防ぐ(殴る)のはOK」
 「防ぐ為の武器は持ってもOK」

と解釈だけを変更してきたのです。

しかし今回、安倍政権は、やはりルールを変えないままに、
 「世界中の何処ででも、親分に殴りかかる奴は、殴ってもOK」
と解釈する、とゆうのです。

 「他人を殴っちゃダメ、武器も持っちゃダメ」
このルールを
 「世界中の何処ででも、親分に殴りかかる奴は、殴ってもOK」
と解釈する?

めちゃくちゃでしょ?

このように、白を黒と言い張るようなことをしてしまったら、
法が法でなくなってしまいます。
しかも憲法は全ての国内法の礎です。
それを内閣が、国民の意志を無視して勝手に解釈するとゆうことは、
 ・法治主義の否定
 ・立憲主義の否定
 ・議会制民主主義の否定

なのです。

一般的にこうした状況のことを、
 独裁
とゆうのです。

画像


昨夜の記者会見で安倍首相は
 「海外派兵は一般に許されないという従来からの原則も全く変わりません。
  自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは
  これからも決してありません。
  外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があります。
  しかし、そのようなこともあり得ない。」
と語りました。
しかし、その根拠はまったく示していません。
つまり、歯止めが一切無い、とゆうことです。

かつてナチスドイツ全権委任法によって、
きわめて民主的と言われたワイマール憲法を死文化してしまいました。
(下の写真は、水木しげるの『劇画 ヒットラー』の一コマ)
画像

「ヒットラーは全権委任法の採決についての演説を
 猫なで声でやった」
「ほとんどこの法案をみなさんに適用するようなことは
 ないでありましょう」


昨夜の記者会見で安倍首相は、
 「いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく。」
と述べたけれど・・・・・。

「戦争怖い」「中国怖い」とゆう以前に、
白を黒と言い張って、憲法を死文化する無法を、
民主主義を破壊する独裁を、
秩序の破壊を、
けっして許してはいけないのです。



さて、ここでもう一つ大事なポイントを指摘しておきましょう。

前述したように、自衛隊を創設可能にしたこれまでの憲法解釈、
これは、冷戦時代、米国が日本を共産圏に対する防波堤にする
必要によってなされた、とゆう側面があったのです。

それでは、昨夜の記者会見で安倍首相は何と言っていたか?
 【首相官邸:平成26年7月1日】
 『安倍内閣総理大臣記者会見』
日本テレビの竹内記者の
 「集団的自衛権の問題というもの・・
  きっかけとか原点みたいなものは何でしょうか。」
とゆう質問に答えて・・・安倍首相は・・・
vvvvv 以下一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
何人かの米国の高官から、米軍あるいは米国は日本に対して日本を防衛する義務を安保条約5条において果たしていく考えである。しかし、例えば日本を守るために警戒に当たっている米国の艦船がもし襲われた中において、近くにいて守ることができる日本の自衛艦がそれを救出しなくて、あるいはまた、その艦を守るために何の措置もとらなくて、アメリカ国民の日本に対する信頼感あるいは日本に対して共に日本を守っていこうという意志が続いていくかどうか。そのことを真剣に考えてもらいたいと言われたこともありました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

>何人かの米国の高官から、・・言われたこと
もあったから、憲法解釈をねじ曲げて、集団的自衛権の行使を
容認することにした、とゆうのです。

以前、「米国に押し付けられた憲法は変えなければいけない」
と言っていた同じ口で、「何人かの米国の高官から、言われたから
憲法解釈を変える」
と言うのです。

しかもこの問答は、事前に作成したものを読み上げている。
咄嗟に出た発言ではないのです。
つまり、安倍首相は「何人かの米国の高官」(俗に言うところの
ジャパンハンドラー)に対して従順であることを、何の疑問もなく、
正しいことだと考えているのです。
「米国の高官に言われたから」とゆう言い訳が、
私たち日本国民に納得してもらえると思っているのです。
 orz

バカで気弱で情けない我が国の独裁者の姿に、
絶望的な気分になる ありぎりす なのであった。  (´∩`。)

いやいやいや、絶望なんてしていられません。
先だっての秘密保護法にしても今回の閣議決定にしても
明らかに憲法違反です。
こんな無法を許してはおけません。
安倍自民を政権から引きずり下ろして、撤回させねばなりませぬ。


追記:
 【NHK:7月2日 0時47分】
 『米ケネディ大使 「閣議決定を歓迎し支持」』
なるほど、すべてアメリカの「指示」ってことですか。
それにしても、こんな無法を「歓迎し支持」するアメリカって、
「自由と民主主義の国」なんて言えませんね。
邪悪な帝国に虐げられるのは、もうゴメンですよ。 (-_-メ

おまけ
 鹿を指して馬となす
  秦の始皇帝の死後、宦官の趙高(ちょうこう)は宰相の李斯(りし)と共謀し
  遺勅を偽造。本来の世継ぎを廃して、末子の胡亥(こがい)を即位させた。
  その後、趙高は奸策を用いて李斯を死罪にしてしまう。
  これで趙高の天下となったが、それでも趙高は安心できず、一計を案じる。
  趙高は、一頭の鹿を皇帝に献じて「馬でございます」と言った。
  皇帝が笑って「鹿ではないか。な、そうであろう?」と左右の臣下に問うと、
  「鹿でございます」と言うもの、「いえ、馬でございます」というもの、
  また、沈黙するものがいた。
  趙高は、鹿だと言ったものに、いわれのない罪をきせて処罰した。
  結果、趙高に逆らうものは居なくなり、秦は滅亡へと向かうことになる。

鹿を馬と言うような独裁がまかり通ると、国が滅びてしまうのです。
ちなみに、この故事が「馬鹿」の語源とゆうのは俗説で、
「バカ」の語源は梵語のmoha(痴)なんだそうです。
それにこの故事から「馬鹿」の漢字を当てたものらしい。

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