大帝国の黄昏 終わりの始まり


 ローマ帝国
 モンゴル帝国
 オスマン帝国


過去の大帝国、共通する特徴は、
強大な軍事力で周辺諸国を併呑し、
版図を拡大していったこと。

そしてもう一つの特徴は、
被支配地域の自治を認めていたことだと、
私は思います。

これら過去の大帝国は、強大な軍事力と同時に、
寛容さも兼ね備えていたのだと、私は思うのです。

ローマ帝国では、アフリカ出身の皇帝(セプティミウス・セウェルス)も
いましたし、オスマン帝国はイスラム教を国教としていましたが、
キリスト教徒、ユダヤ教徒、仏教徒などを迫害しませんでした。

ですが、モンゴル帝国は、民族によって身分に格差を設け、
差別的な扱いをしたために、「紅巾の乱」などが起きて、
元王朝は100年ほどで、明王朝にとって変わられたのです。

長く繁栄を続けたローマ帝国でしたが、
キリスト教が勢力を強め、国教となり、
ローマ皇帝とキリスト教皇の立場が逆転。
異教徒を迫害する差別的なキリスト教が主導権を握ったことで、
ローマ帝国はしだいに衰退していきました。

ヨーロッパがキリスト教による息苦しい暗黒時代であった中世、
豊かな文化を開花させ、繁栄したのがオスマン帝国でした。

その中東文化に学び直そうという文化革新運動が「ルネサンス」です。
「ルネサンス」って髭男爵のギャグじゃないんですよ。 (^-^)

しかし、そのオスマン帝国も19世紀に台頭してきた
「民族主義」により衰退。
第一次大戦でドイツの側について敗戦、滅亡してしまいました。

こうして振り返ってみると、
かつての大帝国は、多様な民族や文化、宗教などを
受け入れる寛容さ、度量の大きさがあったから繁栄し、
逆にそうした寛容さを失い、差別的で狭量になって、
衰退し、滅亡していったように思います。


まぁ、最初から狭量な島国根性で、
自国文化を押し付け、被支配民族を
差別的に遇した、「大日本帝国」は、
速攻で滅びちゃったんですがね。 ┐(´ー`)┌

だいぶ長くなりましたが、
ここまでの話は前フリです。

現代の大帝国、
多くの移民を受け入れることで、
これまで繁栄してきた移民国家
アメリカ合衆国ですが・・・

どうもその大帝国にも翳りが見え始めたようです。
 【BBC:2019年07月15日】
 『トランプ氏、野党女性議員たちへ「もといた国へ帰ったらどうだ」 人種差別と批判高まる』

トランプ1.jpg
Screenshot_2019-07-16 Donald J Trump on Twitter.png

これは、アメリカ合衆国という、
 大帝国の黄昏
 終わりの始まり

だと、 ありぎりす は思うのです。

そんな落ち目の帝国に、
 「百パーセント共にある」
と言う安倍晋三首相
 【産経ニュース:2017.10.4】
 『日米「百パーセント共にある」 安倍晋三首相 トランプ米大統領と電話会談』


安倍もトランプも、外に敵を作って、ネトウヨ、トロール、
狭量な差別主義者たちを味方につける、
その古典的な手法は共通しています。
そういう意味では、確かに
 「百パーセント共にある」
のでしょうね。 ┐(´∩`。)┌

しかし、狭量な差別主義は不毛な争いを引き起こし、
最終的には悲惨な結末を迎えて終わるのです。

それは歴史が証明しています。

というか、「歴史」なんて小難しいことを言わなくても、
乱暴者のいじめっ子は、
いずれみんなから仲間はずれにされていって、
孤立し、不幸になっていく。

子供の頃に誰もが体験していることじゃないのかな?

おまけ:


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント