ありぎりす の徒然日記

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zoom RSS 実話とフィクションと歴史の改竄

<<   作成日時 : 2014/11/26 17:17   >>

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現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』。
ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏とリタ夫人がモデルの物語。
とゆうことで、飲んだくれの道産子、ありぎりすは期待していたのだが・・・

なんだか回が進むごとにつまらなくなっていく、違和感を覚える・・・

とゆうか、何だか嘘くさい、とゆうか胡散臭い・・・

このドラマに登場する人物、会社名、商品名など、
あらゆる固有名詞、実際とは変えてある。
    実際             ドラマ
 竹鶴政孝           亀山政春
 リタ              エリー
 摂津酒造           住吉酒造
 阿部喜兵衛(摂津酒造の社長)  田中大作(住吉酒造の社長)
 寿屋(サントリーの前身)     鴨居商店  
 鳥井信治郎          鴨居欣次郎 
 赤玉ポートワイン        太陽ワイン  


それと、実際にあった出来事、
たとえば、ワインの爆発事故問題。
ウィキなどで調べてみると、どうもこれは
竹鶴政孝が英国留学する前の出来事であるらしい・・・

こうなってくると、このドラマは実際の人物や出来事を
参考にしてはいるものの、完全なフィクション、
作家による創作と考えるべきものでしょう。

これで、
 『ニッカウヰスキー創業の経緯を楽しく学べるかも?・・』
などとゆう、飲んだくれの淡い期待は脆くも崩れ去ったのあります。 (^-^;

しかし「作家による創作」にしても、何だか感じが悪い。
ヒロインの奮闘ぶりや健気さを強調するための演出なのか、
劇中のマッサンが、ただの甲斐性なしの間抜けに見えてしまう。
これではモデルにされた竹鶴翁もお気の毒です。

そして決定的だったのが、11月25日放送の第50回。
鴨居商店の「大将」、鴨居欣次郎はウィスキー作りの技術者探しを
依頼していた英国人の貿易商アンドリュースとの商談に際して、
エリーに通訳をしてもらうのだが・・・
アンドリュース 「スコットランドと日本では文化のレベルが違う
        残念ながら日本は我々西洋に比べてまだまだ
        おくれた国です。
        日本でウィスキーをつくることはあきらめた方が
        いいと思います。」
エリー    「失礼ですがアンドリュースさん、日本人は必ず
       ウィスキーをつくります。
       本場スコットランドに負けないウィスキーを
       日本人にもつくることができます。
       日本と日本人をバカにしないでください!
欣次郎    「日本人にウィスキーがつくれるかどうか言うために
       わざわざ寄っていただいたのは、残念な話や。
       日本人の手仕事の細やかさ、奥ゆかしさ、
       織物や陶器、和菓子に日本料理、わてらの国には
       世界のどこにも恥じない文化や伝統、もてなしの心がある
       日本がもしおくれているとしたら、そんな日本の素晴らしさを
       世界にまだ気づいてもろうてないゆうことでんなぁ」

えぇぇぇとぉ、
これはちょっと創作にしても酷すぎます。 (-"-)

19世紀の中頃、パリ万博やロンドン万博などで日本文化が紹介され、
ヨーロッパでは空前の日本ブーム、ジャポニスム(日本趣味)が
巻き起こりました、
さらに、1904〜1905年の日露戦争で、日本が大国ロシアに勝利した
ことに世界中が驚きました。
マッサンの時代(1920年頃)に英国人が、
 「日本は文化レベルが低いからウィスキーはつくれない」
なんて言うはずがありません。
ましてやアンドリュースはビジネス目的で日本を訪れている貿易商です。
大事な商売相手に対して、仮に差別的な心情を抱いていたとしても、
こんなことを言うはずがありません。

それでは実際のところはどうだったのか?
ニッカウヰスキーのホームページ、『竹鶴政孝物語』によれば、
政孝が摂津酒造でのウィスキー作りに行き詰まっていたところへ
ウィスキー作りの権威ムーア博士の紹介で鳥井信治郎が
訪ねて行って、竹鶴政孝を摂津酒造から引き抜いた、
とゆうことらしい。
(一部訂正:
 ウィキによれば、政孝は1922年摂津酒造を退社して、
 大阪の桃山中学の化学教師になる。
 鳥井が政孝をを採用するのは、翌年の1923年とのこと。
 この辺のことは『竹鶴政孝物語』には
 書かれていなかったので勘違いした。 (^-^;
 やっぱり『楽して学ぼう』とゆう了見がいけない。
 ちゃんとした伝記を読もうかな。  )

つまり・・・・
 ・マッサンが失業してエリーが懸命に働いて家計を支えた
とゆうのも
 ・英国人に侮辱された
とゆうのも
 ・有能な技術者が企業家に頭を下げて雇ってもらった
とかゆうのも、全部、虚構、創作、フィクション、作り話、とゆうことです。

さて、ここまで書いてくれば、勘のいい人たちは、もうお気づきでしょう。

どうやらこのドラマは、安倍政権の愚劣な政策を後押しするように、
私たち大衆の意識を誘導するように作られているようなのです。

具体的には、「女性の活用」とか「資本家への服従」とか、
東京五輪誘致の際に言われた「オ・モ・テ・ナ・シ」とか、
「世界にまだ気づいてもろうてないゆうこと」とゆうセリフなんかは
「クールジャパン」を想起させますね。

『マッサン』は「アベノミクス」応援ドラマなんでしょうか?

なんだかとっても、気持ち悪いです。 (´∩`。)

どうやらこうゆう気持ちの悪さを感じているのは私だけではないようで・・・
 『<マッサン>8週目で初めて視聴率20%割る 「あまちゃん」以来』

 【日刊ゲンダイ:2014年11月25日】
 『視聴率下落の一因?マッサンに「早くウイスキー作って」の声』


さて、NHK、放送作家、安倍晋三と親密とくれば・・・
あの人気作家さんを取り上げないわけにはいかないでしょう。 ( ´,_ゝ`)

今日書店に行ったら、最新作の『殉愛』がノンフィクション部門でランキング一位。
すごいですねぇ。
だけれども・・・・
 【47news:2014年11月21日】
 『たかじんさん長女が提訴 百田さん作品の差し止め請求』


 【togetter】
 『百田尚樹氏、たぶん作家生命終了』

 【リテラ:2014年11月13日】
 『二股発覚! たかじん未亡人は人妻だった! 百田尚樹『殉愛』の嘘』

vvvvv 以下一部引用 強調byありぎりす vvvvvvvvvvvvv
以前、百田は、本サイトでも紹介したように、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演した際、こう話したことがある。

「ノンフィクション作家は、うまいことウソ入れる。わたしも、ノンフィクション書くとき、平気でいっぱいウソ入れてます。ほんまにそのまま書いたら、おもろない」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

えぇぇぇとぉ、
ウソを入れちゃったら、それはもう「ノンフィクション」じゃないんじゃないの?

さらに、人気作家氏はこんなことも吐露している。



もちろん作家さんみんながこんな「下品なオッサン」ばかりではないでしょうが、
その「下品なオッサン」が天下のNHK経営委員の一人であり、
「下品なオッサン」をNHK経営委員にしたのは、あの安倍晋三首相なのです。

そして、その「下品なオッサン」は、「南京事件」や「従軍慰安婦」などを
否定する歴史修正主義者でもあります。
 【47News:2014年6月18日】
 『百田氏「日教組は日本のがん」 講演会後の質疑応答で』

vvvvv 一部引用 vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
NHK経営委員で作家の百田尚樹氏が18日、静岡市での講演会後に行われた参加者との質疑応答で「日教組は本当に日本のがん」「南京大虐殺はなく、従軍慰安婦はうそ」などと発言した。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

この「下品なオッサン」と仲良しの安倍晋三首相も、同様に
「村山談話」や「河野談話」を撤回したくてウズウズしているのだけれど、
ご主人さま(米国政府)に「それは許さん」と言われて、渋々
「継承します」と言う体たらく。┐ (´ー`)┌

さてさて、このように現在の世の中には、「実話」、「ノンフィクション」を装った
悪質な「フィクション」、「嘘」が氾濫しています。
そしてこうした「嘘」を利用して私たちの判断を誤らせて、私たちの社会を
危険な方向へ誘導しようとする邪悪な人たちもいるのです。

NHKの朝の連続テレビ小説、実在の人物をモデルにしているからといっても、
事実とはかけ離れた、創作された物語、フィクションです。
くれぐれも騙されてはいけませんよ。

『どうせなら、番組のオープニングに
 これはフィクションです
 って、大文字で表示すればいいのにね。』

そんなことを思う ありぎりす であった。

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